木材辞典
楡(にれ)
楡(にれ)
楡(にれ)
楡(にれ)
樹種
楡(にれ)
別名
ハルニレ、コブニレ、アカダモ
科目
国内産 ニレ属(ニレ科)
産地
北海道、本州、四国、九州さらにサハリン、千島、東部シベリア、朝鮮、中国など広域に分布。巨木が多い。3~4月頃に紫を帯びた淡緑色の花を開くので「ハルニレ」という。
用途
建築用材、器具材、家具材、車両材、厨房材、ベニヤ材など。曲げに強い性質や渋い色合いなどに応じた適所に使われている。
色調
心材の色は淡褐色、辺材は黄白色。境界、年輪ともはっきりしている。
材質
木理は通直、肌目は粗。幹にコブがあると美しい杢が材面に現れる。やや重硬で切削などの加工はやや難しい。ねばりがあるので曲木に適している。
特性
  • 耐久性
  • 耐水性
  • 防虫性
  • 強度
  • 加工性
  • 塗装
  • 重さ重い
  • 高級感