木材辞典
カポール
樹種
カポール
別名
(インドネシア、マレーシア)、カプール、ボルネオカンフォーウッド
科目
東南アジア産 ドライオーバラノプス属(フタバガキ科)
産地
スマトラ、マラヤ、ボルネオなどに分布。和名ではリュウノウジュ(龍脳樹)とも呼ばれている。
用途
建築材、床材、車両材など。また、合板用材(主にコンクリート型枠用)としては比較的早い時期から使用されてきた。
色調
心材の色は淡赤褐色ないし濃赤褐色、辺材は淡黄褐色である。
材質
木理はやや通直、肌目は粗い。やや重硬で強度もあるが、乾燥に際し反りが生じやすく、また、シリカを含んでいるので切削などの加工に難がある。耐久力は高いが防虫性は低い。
特性
- 耐久性:◎
- 耐水性:○
- 防虫性:△
- 強度:◎
- 加工性:△
- 塗装:△
- 重さ:重い
- 高級感:0