木材辞典
レッドオーク
樹種
レッドオーク
別名
ノーザンレッドオーク、サザンレッドオーク、チェリーバークオーク
科目
北アメリカ材 コナラ属(ブナ科)
産地
アメリカ東部、ミシシッピー河渓谷の下流地域および大西洋岸地域一帯に分布。テネシー、アーカンソー、ケンタッキー、モンタナの各州に多く生育する。わが国のいわゆる楢材に類する。
用途
主として家具材として利用される。その他床板、ドア材、木工品、ボートなどが知られている。耐朽性に欠けるためホワイトオークと異なり液体を保存する樽材には不適とされる。
色調
心材の色は桃色から淡赤褐色、辺材は淡黄褐色である。境界ははっきりしない。ホワイトオークより赤系が濃い。
材質
木理は通直だが、肌目は粗。乾燥による収縮大きく割れ、反りが出やすい。材質はホワイトオークよりやや劣る。
特性
  • 耐久性
  • 耐水性
  • 防虫性
  • 強度
  • 加工性
  • 塗装
  • 重さ重い
  • 高級感