木材辞典
チリ松
樹種
チリ松
別名
ラジアタパイン、ニュージランド松
科目
NZ、チリ、豪州産 マツ属(マツ科)
産地
チリ。全て造林木で原産地は北アメリカ、約一世紀ぐらい前に移植された。生長が非常に速いのが特徴である。ニュージランドに移植されたものをニュージランド松と呼んでいる。チリ松とニュウジランド松は同種のラジアタパインである。
用途
防腐処理して一般構造用材主体に使われるほか、箱材、杭木、芯材、集成材、合板用材など用途範囲は広い。
色調
心材の色は淡褐色ないし褐色。辺材は黄白色、境ははっきりしない。
材質
マツ科特有の樹脂が非常に強く、比較的強度もあり適度に耐久性もあるが接地すると保存性に欠ける。
特性
- 耐久性:△
- 耐水性:○
- 防虫性:○
- 強度:○
- 加工性:○
- 塗装:○
- 重さ:普通
- 高級感:0